プロフィール

photo by Haco

マナベミワコ
1961年東京都生まれ。既婚。
たわしコンシェルジュです。
バス用タワシの開発・販売を手掛けています。
どうして「タワシ」なのか。
「シュロのボディたわし」なのか。
きっかけとなった出来事から20年以上
が経ちます。
待ちに待った完成です。
「タワシ」と拘わる人生になるとは、
まさかの「たわしビジネス」の入り口に
立ちました。

【理想のボディたわしを探して】

或るきっかけから
理想のタワシを探して歩きまわりました。
15年以上前の事です。
電話帳で探したり(まだガラ携も持っていなかった頃)
ブラシ屋さんにも調査に行きました。
インターネットでも探しましたが
大手企業しかHP掲載がない時代
情報は集まりませんでした。
そして、理想の商品が無いのなら
自分で作りたいと考えるようになりました。
お風呂には常に沢山の
キッチン用たわしを置いていました。

【構想ばかりの日々】

実際の形にするには専門の方の手を借りるしか
ないのですが、費用の心配は勿論、
相談する先は「発明相談所」なのか
決められないままの15年以上でした。

【2021年1月に、突然】
その日は突然訪れました。
都内唯一・最後の一軒の「天然シュロたわし工房」
を訪ねる日がやってきました。
他人事のようですが
「あした、行こう」と決めた瞬間が
ありました。

【そもそものきっかけ】

構想15年の前に
タワシと出会ったきっかけを
お話ししたいと思います。
2人目の妊娠中、6か月経った時に
胎胞ごと外に出てしまい
救急搬送されたものの骨壺となって
帰ってきました
その日以降、徐々に心身が弱り、長男の
育児をしながら
快復しない5年間が経ちました
医者は睡眠導入剤を処方してくれるのみ
気持ちの回復を待つと言うものだったかと想います
良くなるどころか眠れない症状に加えて
髪を切りたい欲求が起こり始めました
普通のハサミで切ってはザンギリ頭に後悔する
ところが、あくる日また、切っては後悔。の繰り返しでした
買い物や息子のPTAには
恥ずかしくてバンダナを被って参加しました
最近になって「自傷行為」の1つとして
病名があることを知りました
そんなある日、母が百貨店で購入した
伝統工芸品の「シュロたわし」
それをお風呂で使ってみたのです。昭和のナイロン製の
ボディタオルのハードタイプに慣れていたこともあり
抵抗無く身体を洗いました
その時、「治る」と思ったのを覚えています
それからは毎日、お風呂に入る楽しみが出来ました
そして実際に1年たたない内に髪を切らなくなり
現在に至ります
心地良い刺激とポカポカするようなマッサージ感に
「タワシのわたし」と歌い出した気分の高揚がありました
この「タワシのわたし」が屋号です


【2021年1月】

2021年1月に突然の勇気が出た理由があります
新型コロナの影響下、2020年にzoomを使った資格取得コース
「脳トレピアノ®」を取得しました
シニア世代への新しい発想の音楽の楽しみ方です
その講師資格を取った仲間の
何人もが、前向きな行動力を見せてくれました
年齢的に諦めはじめていたので
かなりの大きな刺激を受けられたお蔭だと思います

【伝統工芸士さんとの出会い】

都内唯一の天然シュロたわし工房は
この道60年の熟練のタワシ職人です
葛飾区の認定伝統工芸士でいらっしゃいます
佐柄さんご兄弟との出会い、
たわし開発の日々が始まります

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